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2005-06-18

TCPとUDPの意味

辞書:通信技術編 (CTRAN.DIC) :   通信用語読み:ティースィーピー
外語:TCP: Transmission Control Protocol      品詞:名詞

・OSI参照モデルのトランスポート層にあるプロトコル. IPを下層に持つことが多く, その場合 "TCP/IP" と呼ばれるが, それに限らない. RFC 793 (STD0007)で規定されている. IPのプロトコル番号は6.

・このプロトコルが行なうことは, 送信しようとしたデータが, 正しく宛先に届いたかどうか, またもし届かなければ再度送信するというような, 確実性をもった全二重のストリーム通信である. そのため送信側と受信側が親密に通信を行なうことになり, 確実性を得る代わりに速度が多少犠牲になるのが特徴である. これを実現するために, TCPプロトコルで通信する場合には, まず初めに "○○と通信する" という宣言を行ない, 終了する際に "○○との通信は終わった" と宣言を行なう.

・TCPによる通信では, 受信側は必ず送信元に対してACKを返す. ある時間内にACKが届かなければ, 何らかの問題が発生したとして再送する. 1つのパケットに収まらない大きなデータは分割されて送られるが, 受信側で正しい順番に再度繋げられ, アプリケーション層から見ると常に正しい順番でデータが送受信されているように見える.

・TCPを使う代表的なプロトコルにTELNET, FTP, SMTP, HTTPなどがある

辞書:通信技術編 (CTRAN.DIC) :        通信用語読み:ユーディーピー
外語:UDP: User datagram protocol      品詞:名詞

・UDPはTCPと同じトランスポート階層にあるプロトコルで, TCPと同様にIP を下層にもつことの多いプロトコルである. RFC 768(STD0006)で規定されている. IPのプロトコル番号は17.

・TCPとの違いは, データをUDPパケットとして送出するが, それが相手に到達したか確認を行なわない. 到着の確認をする必要がないため, TCPのように, あらかじめ "○○と通信する" と宣言する必要はない. しかしネットワークでは場合によっては途中でパケットが破棄され捨てられてしまう可能性もある. パケットは一方的に相手に送り付けられ, 大げさに言えば運が良ければ相手のマシンのUDP層まで届く. このことをコネクションレス(connectionless)プロトコル(接続の必要のないプロトコル)と呼ぶ. このようにシンプルなプロトコルであるため無駄な動作が少なく, ゆえにTCPと比較して不確実だが高速な通信を行なうことができる.

・主な用途としては, DNS参照などのように単発的で情報量の少ないもの, 音声やビデオのストリーム再生, NFS, NTPの様にリアルタイム性が求められるものに使われる. また, マルチキャスト(Class D)送信はUDPでしか出来ないが, これはある種のルーティング管理や一部のストリーム放送で使われる.

・なお, NFSの様に確実性をも必要とする場合, より上位のプロトコルで対応する

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